1 名前:砂漠のマスカレード ★:2019/09/18(水) 06:54:55.33 ID:DS+QhYWm9.net
西武×ヤクルト "伝説"となった日本シリーズの記憶(37)

(前回の記事はこちら>>)

四半世紀の時を経ても、今もなお語り継がれる熱戦、激闘がある。

1992年、そして1993年の日本シリーズ――。当時、"黄金時代"を迎えていた西武ライオンズと、ほぼ1980年代のすべてをBクラスで過ごしたヤクルトスワローズの一騎打ち。
森祇晶率いる西武と、野村克也率いるヤクルトの「知将対決」はファンを魅了した。

1992年は西武、翌1993年はヤクルトが、それぞれ4勝3敗で日本一に輝いた。両雄の対決は2年間で全14試合を行ない、7勝7敗のイーブン。両チームの当事者たちに話を聞く連載19人目。

第10回のテーマは「リードオフマン」。現在は埼玉西武ライオンズの監督を務める、辻発彦のインタビューをお届けしよう。

【「野村野球」は、確率、統計の野球】

――1992(平成4)年、翌1993年にわたって繰り広げられたライオンズとスワローズの日本シリーズについて、当事者の方々にお話を伺っています。
辻さんはこの2年間について、どのような思い出がありますか?

辻 まぁ、すごいシリーズでしたよね。ともに7戦目まで進んで、どっちに転んでもおかしくないシリーズでしたから。注目されたのは森(祇晶)監督と、野村(克也)監督による、
「キャッチャー出身監督対決」だったんじゃないかな。よく、「キツネとタヌキの化かし合い」って言われていましたよね。どっちがキツネなのかはわからないけど(笑)。

――後に辻さんはヤクルトに移籍し、「森野球」と「野村野球」をともに経験されていますが、両監督の違い、あるいは類似点はどんなところにありますか?

辻 野村さんはバッターとしても一流の成績を残していますから、「打つこと」にも意識を持った監督だったと思います。
一方の森さんは、完全にディフェンス重視。ピッチャーを中心に「守り勝つ」ことを意識されていた監督だと思いますね。

――1992年当時、盛んに喧伝されていた野村監督による「ID野球」については、どのような意識を持っていましたか?

辻 後にヤクルトに移籍して、あらためて確信しましたけど、ID野球というのは、結局は確率の問題だと思いますね。
そこに、バッター心理、ピッチャー心理、キャッチャー心理を加味したもの。確率であり、統計の野球だと思いますね。

――シリーズ前には「ID野球」対策などしたのですか?

辻 僕自身は「IDがどうのこうの」と考えたことはなかったですね。
もちろん、状況に応じた打撃を意識しますけど、基本は「真っ直ぐ待ちの変化球対応」というのは崩しませんでした。
自分のスタイルを崩すことはよくないと思っていたので

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190918-00871650-sportiva-base
9/18(水) 6:37配信

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2019/images/c21cce3beca732b98b48e0a4643ab89feebaee75.jpg

https://img.news.goo.ne.jp/picture/baseballonline/m_baseballonline-097-20190213-11.jpg


http://npb.jp/bis/players/31933869.html
成績

https://www.youtube.com/watch?v=Vf7sEbkAWeQ
1993年日本シリーズ 西武vsヤクルト 辻


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1568757295
2 名前:砂漠のマスカレード ★:2019/09/18(水) 06:55:33.88 ID:DS+QhYWm9.net

【西武黄金時代のエースは渡辺久信】

――14年ぶりにリーグ制覇を果たしたスワローズについて、シリーズ前にはどのように見ていましたか?

辻 相手チームの顔ぶれを見た時に、キャッチャーの古田(敦也)をはじめとして、池山(隆寛)、広沢(克己/現・広澤克実)、飯田(哲也)など、いい選手が揃っている印象でした。
シリーズに進出するだけの実力があるチームだと思っていたので、「楽勝だ」なんて思いはまったくなかったですよ。ただ、投手力でいえば「うちのほうが勝っているな」と思っていたかな。
――当時のライオンズには、工藤公康、渡辺久信、郭泰源投手もいたし、1992年は石井丈裕投手も大活躍でした。当時のライオンズのエースは誰だったとお考えですか?

辻 1992年に関しては石井丈だったと思いますよ。あのシーズンは本当にすばらしかったですから。でも、長い目で考えれば渡辺久信がエースだったのかもしれないですね。
体が丈夫だったし、何年も年間を通じてローテーションを守っていましたからね。
とはいえ、みんながエース級だったのは間違いないですけど。

――さて、具体的な場面について伺います。
1992年第7戦、1-1で迎えた7回裏、スワローズの攻撃の場面です。ワンアウト満塁で打席に入ったのは、初戦で代打満塁サヨナラホームランを放っていた杉浦享選手でした。

辻 ワンアウト満塁で、僕が処理したセカンドゴロの場面ですね。

――はい、そうです。ご自身の著書、『プロ野球 勝つための頭脳プレー』(青春出版社)によると、後に野村監督から、「お前のプレーで負けた」と面と向かって言われたそうですね。

辻 はい、言われましたね(笑)。あのときは「ここで1点、取られたら負ける」という思いで守っていました。
だから、「どこに飛んでこようが、たとえセーフのタイミングであろうが、とにかくホームに投げよう」という意識で守っていました。

――代打・杉浦選手が打席に入ったときには、どんなことを考え、どのような準備をしていたのですか?

辻 マウンドにいたのは石井丈でしたよね。彼はスライダーが武器で、カット気味のスライダーを投げていました。
バッターは左の杉浦さんだったので、「石井丈のスライダーならば、一、二塁間に飛んでくる可能性が高い」と思っていましたね。
いや、「ここに飛んでくる」という思いしかなかった気がします。
と同時に、「オレのところに飛んできたら、どんな打球であっても、絶対にホームに投げる」と決めていました。


3 名前:砂漠のマスカレード ★:2019/09/18(水) 06:56:14.51 ID:DS+QhYWm9.net

【あえて正面で捕らずに、半身で捕球した】

――その場面で杉浦さんが放った打球は、まさに一、二塁間に飛んでいきました。
辻さんは半身の体勢で回転しながら捕球。すぐにホームに送球したものの、ボールは高めに浮いてしまいました。

辻 もしも、あの打球が強い当たりだったら、僕は正面で捕球してバックホームしていたと思います。
でも、打球はちょっと詰まっていた。だから、あえて正面で捕球することはせずに、回転しながら捕球と送球を一緒にしようと考えたんです。
正面で捕ろうとしたら時間がかかるし、ひょっとしたら弾くかもしれない。
だから、送球に勢いをつける意味でも、回転しながら捕球することを選びました。

――ボールがバットに当たって、自分のところに飛んでくるわずかの瞬間に、それだけの判断をして、あえて正面で捕ることを選択しなかったのですね。

辻 そうですね。送球が高めに行ってしまったのは想定外だったけど、捕球から送球にかけては一瞬の判断でした。
もちろん、サードランナーが広沢だということも頭に入っていました。
広沢の足ならば「アウトになるだろう」と思っていたし、それに満塁の場面だから、タッチプレーではなく、フォースプレーだということも頭に入っていました。
送球は高めに浮いてしまったけれど、ラインは逸れていなかったし、ベースの上に投げていたので、「大丈夫だろう」と思っていました。

――仮に三塁走者が広沢選手ではなく、足の速い飯田選手であっても、あの打球でホームに投げていましたか?

辻 投げていたでしょうね。何しろ「1点もやれない場面だ」と考えていましたから。
結果的に広沢がアウトになって、この回は無得点で切り抜けることができた。今だったら、完全にリクエストでビデオ検証される場面でしたね(笑)。

――このピンチを切り抜けた結果、ライオンズは延長10回表に待望の追加点を挙げ、これが決勝点となって日本一に輝きました。
この年は、どんなシリーズでしたか?

辻 3勝3敗で第7戦までいったし、最終戦も延長戦になってギリギリで勝利したので、やっぱりヤクルトの粘り強さを感じたシリーズでした。
本当にちょっとしたところで、うちが負けていたかも知れなかったわけですから。
本当にヤクルトは粘り強かった。そんな印象が残っています。

(後編につづく)


4 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 06:56:39.36 ID:az/ZWwop0.net

つじちゃん


5 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 06:57:30.25 ID:V5/ouMYH0.net

優勝争い終盤の大事な時期なのに
昔話なんて聞きに行くなよ


6 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:00:22.37 ID:flGrG34r0.net

辻は地味だけどいい選手だったなあ


7 名前:砂漠のマスカレード ★:2019/09/18(水) 07:00:27.13 ID:DS+QhYWm9.net

https://www.youtube.com/watch?v=oaigNFKXPds&list=PLCE1409E86122649A&index=3
1993年日本シリーズ 西武vsヤクルト 第7戦 3/21 辻


https://www.youtube.com/watch?v=VBF-U9NOgQg
1987年 日本シリーズ第6戦 西武 vs 読売(フル)


8 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:02:56.98 ID:fa1X0BeD0.net

広沢が今でもポンコツ扱いされるホームでのアウトか


9 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:08:20.46 ID:+IuHwW5N0.net

これアウトじゃね?足先でしょ?


10 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:09:48.79 ID:1u1qZZFu0.net

お嬢様スライディングww


11 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:15:26.04 ID:SHcPVlV10.net

辻の息子はパチスロライターとして大人気だよ


12 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:16:04.15 ID:tzvIgid/0.net

https://youtu.be/gXk_zl0VbrY?t=414

広沢www



16 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:20:11.36 ID:5P7PCsDw0.net

>>12
広沢はどこにスライディングしてるんですか
野球したことあるんですか



13 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:16:09.88 ID:ybDAPaOO0.net

日本シリーズが本当に楽しみでワクワクした時代だ



22 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:24:10.14 ID:cDPG07400.net

>>13
昔の野球は今より面白かった気がするんだけど何故だろう
天然芝ってのもあんのかな



14 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:16:40.74 ID:FVLctDxH0.net

ギャンブルスタートが生まれた瞬間でした


15 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:17:13.29 ID:UkaD0Y0D0.net

結局、広沢のスタートが遅れた原因って何だったの?
満塁なのにあのスタートは有り得なくない?



31 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:33:21.17 ID:rywfBDCQ0.net

>>15
ライナーでの併殺を警戒してたから
ギャンブルスタートはまさにこのプレーの反省として生まれた



17 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:20:34.10 ID:nAZ0ahIB0.net

こういう考え抜かれたプレーはさすがプロだと思う。
せめて、この10分の1の技術でもこの前のU18にあれば。


18 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:20:49.37 ID:TFITekis0.net

辻が監督のチームとか守りのチームで面白くないやろと思ってたけどああなるとはなぁ



24 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:25:55.32 ID:D2eN3Lkz0.net

>>18
もっと固いチーム作りになると思ってた
いや本人はもっと固く守り中心のチームにしたいのかもしれないけど
あと選手への当たりが柔らかそうなのもちょっと意外だった
よく考えると泣いてる清原に声かけたり元々優しい性格なのかもしれないけど



37 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:39:01.85 ID:sT+gO/ax0.net

>>18
就任当初から、守備重視だった。
栗山を外してレフトに田代(現ヤクルト)ライトに木村を配置したり。
そうこうしているうちに、山川と外崎が覚醒して
キューバ戦の死球で骨折していた森が戻ってきたりで
気がついたら山賊打線とか呼ばれるようになってた。

今でも守備のチームといえば守備のチームだな
ショート源田の加入が大きい



19 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:21:40.40 ID:Ej3WbT/P0.net

昔って大した成績じゃなくても有名な選手たくさんいたよな


20 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:23:47.93 ID:BuKkmU9R0.net

これってフォースアウト?


21 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:23:57.42 ID:z6svwyDn0.net

辻って1462安打しかしてなかったのかよ
栗山にも全然及んでないのによく監督になれたな


23 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:24:59.97 ID:PDzEnVmh0.net

その事件が起こったのは23日のウエスタン・リーグ、中日対ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)だった。
関係者によると、4回裏無死満塁のチャンスで三振に倒れて、ベンチに戻ってきた堂上剛裕外野手(22)を高柳秀樹二軍打撃コーチ(51)が激しく叱責。
「死ね!」との言葉もあったことで大騒動となったという。

その時、ベンチにいた森岡良介内野手(23)が「ボクらだって一生懸命にやっているんですよ。
それを選手に向かって“死ね!”なんてひどくないですか!」と声を荒げ、
高柳コーチは「何だと!それが目上に対して言うことか!」 。一塁ベンチ前で、にらみ合う2人をナインが慌てて引き離し、最悪の事態こそ免れたものの、 ファンの目の前で繰り広げられた“内乱劇”にグラウンドもスタンドも凍りついた。
一夜明けた24日、辻発彦二軍監督(49)は練習前に二軍ナインを集めて
「社会人として暴言を吐くことはあってはならないこと。これが会社ならクビだ。上司に逆らうようなことは何があっても許されない」と訓示し、
併せて森岡に対して練習参加も許されない1週間の謹慎処分を科したことを伝えた。


25 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:26:19.75 ID:s83HwGO10.net

そういう場面だったのか
一死満塁ならギャンブルもクソもなくね?



33 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:36:12.66 ID:fa1X0BeD0.net

>>25
次が9番エース岡林の打順だからここで勝負って感じで代打出したくなかったんじゃね



27 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:27:23.33 ID:19taby960.net

>>1
だから広澤が悪いんじゃないんだよな

辻の一世一代の神プレーが出たってだけ


28 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:29:05.19 ID:7Erby+fd0.net

清原による西武メンバーの印象

辻:体が大きいのに(185CM)守備がめちゃくちゃうまい。よく守備の練習をしてもらった。
平野:一発でバントを決める。肩が強く、計算してバックホームするから絶対に途中でカットするなと言われていた。
秋山:抜群の身体能力を誇る。メジャーでも通用したのではないか。長打力ではゴジラ松井と並んで日本人トップ。
デストラーデ:ここぞという場面では打たないが2線級の投手からよく打って打点ホームランを稼ぎ、タイトルを取られた。
石毛:強力なリーダーシップを発揮し、選手を叱り飛ばす。自分もよく怒られた。
伊東:とにかく怖い。
田辺:やさしい先輩。ワンバウンドの送球をしてしまったときなど「キヨ、ごめんな」と謝ってくれる。
森監督:やさしい。打てない時期が続いても「いいんだよ、今までお前の打撃で散々買ってきたんだから」と言ってくれた。
伊原コーチ:最悪。殴られたこともある。


29 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:30:02.76 ID:WCiB3DQJ0.net

あれだけ活躍しても2000本は打てなかったんだな


30 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:31:57.01 ID:aC99mXJvO.net

>>1
ノムは語る
「次の打者は岡林。岡林と心中だから代打は無い。
ランナーは鈍足の広沢だから、打球の行方を
確かめてからスタートがセオリーだけど、
この試合唯一かつ最大のチャンス。
打つ即スタートのギャンブルしとけば良かった」



36 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:38:06.82 ID:fa1X0BeD0.net

>>30
やっぱりそうだよな。ノムさんはちゃんと説明してくれてたか



32 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:34:09.65 ID:agTHkEly0.net

一塁からただのセンター前ヒットでホームインした男
伝わらないだろうけど


34 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:36:16.39 ID:TiHMwq490.net

立花とホリエモンの対談で2人が野村克也について何か喋ってた


40 名前:名無しさん@恐縮です:2019/09/18(水) 07:43:13.55 ID:QQBgOmRQ0.net

守備は華麗なロックンロール♪